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ニコニコ理念(The Spirit of NicoNico)

概要

選手権において、自らを律し、フェアに参加すべきことを述べたものである。 すべてのルールやジャッジを支えるものであり、参加者の間で尊重されるべきもの。 ここに述べられている理念の背景として、選手権参加者を運営の監視でがんじがらめにするよりも、 その自発的・自律的なフェアプレイにゆだねること(セルフジャッジ)を美徳とする競技にしたいということが挙げられる。 最後のよりどころとしてルールは存在するが、その解釈や適用は第一義的には参加者にゆだねられる。 参加者間の意見が食い違い、紛争が生じて初めて最終審判が介入するのが本選手権の基本的なありかたである。

内容

ニコニコオールスター選手権は、コメント数と同じくらい、マナーを重んじるゲームである。 まずは、本選手権の為に、無関係な人たちに不当な損害を与える行為はあってはならない。 多くのコメントを集める事はひとつの喜びだが、ニコニコ動画という共有される空間で 皆がニコニコして楽しめる事は、それに勝るとも劣らないくらい素晴らしいことである。 本選手権参加者はキャラクターに愛を注ぐためにプレイするのであって、負かすためにプレイするのではない。 真の参加者は、不正という偽りの愛をキャラクターに注ぐくらいなら負けることを選ぶだろう。

良き参加者は対戦相手の気を散らしたりしない。 またそういう行為によって、ベストを尽くそうとしている相手を邪魔したりはしない。

いやしくも本選手権参加者たる者は、故意にルールを破ったり、マナーやモラルを辱めたりはしない。 しかし、もし偶然そうしてしまい、それに気づいたならば、誰に言われるまでもなく、自ら違反を申し出るものである。

本選手権は、エントリーキャラクターそれぞれの愛され度をコメント数を用いて明らかにするためにある。 しかし同時にゲームの精神について言えば、善きニコニコシップ(スポーツマンシップみたいなもの)、思いやりある態度、そして誇り高い振る舞いが求められている。 この精神は、ルールの解釈や適用のしかたに生かすべきであるのみならず、 現実世界にあるとなきとにかかわりなく、すべての参加者が行いの鑑とすべきものである。

※上記理念はスポーツマンシップを重んじる競技で名高い「カーリング」における基本理念 「カーリング精神(The Spirit of Curling)」を原型に構成した。